CELL DAMAGE
細胞内のDNAが酸化されダメージを
受けた状態を“カラダのサビつき”と呼んでいます
日々の呼吸や生活により、体内では活性酸素が発生しています。
活性酸素は強い酸化力を持ち、体外からの細菌などから体を守ってくれる役割などがあります。
しかし一方で、これが過剰に発生すると体内の細胞まで酸化させてしまいます。
過剰にできた活性酸素によって、細胞内のDNAが酸化されダメージを受けた状態を “カラダのサビつき” と呼んでいます。
意外と知らない老化のこと
カラダには抗酸化作用が備わっていて、活性酸素を抑え込むことで老化を防止してくれる、
抗酸化酵素を作る仕組みがあります。
しかし、抗酸化酵素を作り出す力は加齢により徐々に機能が弱まり、
40歳を過ぎた頃から急激に減少していきます。
つまり活性酸素の力が、カラダが作る抗酸化力を上回り老化が進みはじめます。
その老化ですが、ズバリ活性酸素によるカラダのサビが原因のひとつです。
私たちは日常生活の中で呼吸するたびに活性酸素を発生させます。
この活性酸素は、カラダのあらゆる部分を酸化させる原因物質。
今のカラダの力にだけ任せていても、老化は加速していってしまうため、
40代以降は特に、意識的に抗酸化力を補っていく必要があるといえます。
尿中の8-OHdGの量を測定
酸化したDNAの一部は8-OHdGという別の物質になり、これが増えると老化や様々な病気につながると考えられています。サビついたDNAは、自らの修復機能により8-OHdGを切り離して体外へ尿として排出します。このため、尿中の8-OHdGの量を測定することで、体のサビつき度を調べることができるのです。
抗酸化成分でサビつきを防ぐ
カラダが本来持っている抗酸化力は加齢とともに低下していきます。また、サビつきは、生活習慣の乱れや紫外線、睡眠不足、ストレスなどにより促進されることが知られています。しかし、野菜や果物などを摂ったり、カラダに必要なサプリメント、適度な運動などによって、サビつきを防ぐことが可能です。
カラダを知って、自分に合ったサビつき対策を取ることが、
アンチエイジングに大切です。